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ヤマトコンタクトセンター

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24時間365日お応えいたします。

ろ過機の機能診断・機能改善

ろ過機の機能診断・機能改善を実施することによって
問題点を明確にし、改善策を提案します。
機能改善実施前後の評価を推測・検証します。
提案項目には、ろ過方式、ろ過装置、ろ材構成、運転制御などエンジニアリングすべてにわたり支援いたします。

ろ材状態の確認試験のプロセス

STEP 1 現地調査・ろ材採取・ろ層調査

現地調査

現地では処理フローの確認、運転状況の確認、ろ過機や内部設備の点検を行います。

ろ過機内部
ろ過機内部

ろ材採取

採取したろ材は、社内に持ち帰り当社研究所にて、ろ材試験を実施します。

ろ材採取の様子
ろ材採取の様子

層厚調査

層厚調査では十分なろ材の層厚を確保できているか、不陸状況を調査します。
不陸があると、処理水質の悪化やろ材流出の危険性があります。特に長年調査をしていない場合は不陸が生じている可能性があります。

層厚測定の様子
層厚測定の様子

STEP 2 ろ材試験

分析項目例:洗浄濁度試験、付着物試験、ふるい分け試験、密度測定、マッドボール試験、生物試験 など

洗浄濁度試験

逆洗によりろ材を洗浄するのと等価な操作を行うもので、洗浄濁度が高いと洗浄操作が適切に行えていない可能性があると判断します。

汚染の進んでいるろ過砂の洗浄液
汚染の進んでいる
ろ過砂の洗浄液
正常なろ過砂の洗浄液
正常なろ過砂の
洗浄液

マッドボール試験

マッドボールの容積比が0.2%を超える場合、ろ過機能が低下する恐れがあり、洗浄方法を見直す必要があります。

マッドボール
マッドボール

STEP 3 報告書の作成

調査・試験結果を基に、ろ材の状態を報告書に記載し、問題点の改善方法をこ提案します。

報告内容の一例
  1. ろ過砂試験実施の背景
  2. 施設概要
  3. 調査・試験内容
  4. 調査・試験方法
  5. 調査・試験結果
  6. 今後の方針

現地で行った層厚調査結果を3D等高線グラフにて図解し、一目で不陸状況が確認できることなど、わかりやすくこ報告します。

STEP 4 ろ材更新工事・試運転調整

最適層厚選定•ろ材の交換

ろ過機や使用目的に合致したろ過砂の種類、有効径・均等係数及び、ろ層厚を選定します。
ろ過砂、支持砂利、アンスラサイトの汚染が進行している場合はこれらを交換します。

他にも各種改修工事や洗浄などを行います。

ろ材交換工事
ろ材交換工事

ろ過機の運転操作検討のプロセス

STEP 1 現地調査・採水

現地調査

現地では処理フローの確認、運転状況の確認、逆洗速度は適切かなどの確認を行います。

採水

水質分析や水処理試験が必要な場合、対象検体の採水を行います。採水した水は、社内に持ち帰り当社分析センターで水質分析、研究所にて水処理試験を実施します。

採水の様子
採水の様子

STEP 2 水質分析・水処理試験

水質分析

水道水質試験51項目の検査の対応が可能です。試運転におけるろ過水質の分析を自社で実施し、安全・安心な水を供給できるようにします。(計量証明事業 登録番号 環 第22号)

水処理試験

試験例:ジャーテスト、カラム試験

ジャーテスト
ジャーテストでは、薬品注入率・攪拌時間等を様々に変えて行い、目視、水質分析によって対象となる水の薬品の選定や薬品注入率、処理条件を決定します。
ジャーテスト
ジャーテスト
カラム試験
ろ過条件を様々に変えて行い、水質分析、ろ過抵抗により最適なろ材構成、薬品注入率を判断します。
カラム試験
カラム試験

STEP 3 報告書の作成

ろ材試験の報告書同様、現地調査や水質分析、水処理試験結果を基に、ろ過機の状態や運転状況を報告書に記載し問題点の改善方法をこ提案します。

STEP 4 機能改善工事・試運転調整

報告書を基に、機能改善工事や試運転調整を行います。
ヤマトで設計から施工・メンテナンスまでのトータルサポートが可能です。

最適薬品注入率の選定、逆洗条件の設定等を行います。

《ろ過機の機能診断・機能改善に関するよくある質問》

ろ材状態の確認試験ではどんなことがわかるの?

ろ材の汚染状況、ろ過砂の層厚、ろ材の粒径等の状態が適正かがわかります。
ろ材試験を定期的に実施し、正常な状態を維持することで事故を未然に防<ことができます。

ろ材は使用していると機能が落ちるの?交換目安は?

ろ材は逆洗を繰り返しても永久に使用することはできません。
逆洗で落としきれない汚れがろ材に凝着して、粒径が変わると適切なろ過ができなくなります。交換目安は、適切に使用しても4〜8年間で更新することが望ましいとしています。

ろ過機運転操作検討を行うことでどんなことがわかるの?

ろ過機を正常に機能させるろ過速度や薬品注入率、逆洗頻度など、ろ過機の最適な運転方法を選定します。

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