技術・ソリューション

省エネ、省CO2、快適空調など最適な技術・ソリューションをご提供します。

CO2ウルトラエコ・アイスシステム(UEIシステム)

フロン規制とヤマトの取り組み

世界のフロン規制

地球環境問題において冷蔵分野にて多く使用されているフロン冷媒に対する規制が世界的に強化されております。フロン規制は、1987年のモントリオール議定書から始まりオゾン層破壊物質であるHCFC(R22)の2020年全廃がすでに決まっております。

そして、2016年10月にモントリオール議定書改正について第28回締約国会合(MOP28)が開催され、その会合においてHFC(代替フロンR410A・R404A等)の生産量の段階的な削減が採択されました(キガリ改正 20ヶ国以上が締結すると2019年1月1日に発効)。このキガリ改正により先進国である日本は2019年までに10%の削減及び、2036年までに85%の削減をすることとなります。今後、政府はモントリオール議定書改正に対応するためオゾン層保護法やフロン排出抑制法の改正などを検討する考えです。

ヤマトの取り組み

こうした中、ヤマトでは、すでに氷蓄熱の熱源にHFC冷凍機を用いる冷却システム「省フロン UEIシステム」を開発してきましたがHFC(代替フロンR410A・R404A等)に対する規制が強くなる現在、熱源にCO2冷凍機を用いた冷却システム「CO2 UEIシステム」を開発しその熱源のユニット化を実現しております。

UEIシステムとは

スーパーマーケットのショーケースをはじめ食品工場や物流倉庫の冷蔵庫など幅広い冷蔵分野に対応し省エネ化を実現いたします。

UEIシステムとは、2次冷媒にブラインを使用した蓄熱システムで・環境性・経済性に優れたシステムです。冷蔵分野に携わるお客様の環境問題に対する問題解決の一つの選択肢となるシステムです。

システム構成例

UEIシステム特徴

環境性
【フロン冷凍機使用の場合】 フロン冷媒は熱源ユニット部分のみなので通常の直膨システムと比較してフロン冷媒配管が短く漏えいリスクを大幅に減らすことができます。また、省エネにも優れ環境に良いシステムとなっております。
【CO2冷凍機使用の場合】 熱源の冷媒にCO2冷媒を使用することで完全ノンフロン設備となります。また、高圧で特殊性のあるCO2配管は熱源ユニット部分のみなので安全性にも優れたシステムとなります。
経済性

UEIシステムは蓄熱方式を採用しており夜間に蓄熱した熱を利用することにより電力デマンドを低減できます。
また、昼間に必要な熱量を夜間に蓄熱することでさらにランニングコストの低減が可能です。

省エネ性
a)夜間に冷凍機を運転することによるCOPの向上
CO2冷凍機の特性により外気温度の低い条件で運転することでCOPが向上します。CO2UEIシステムは夜間蓄熱システムなので年間を通じて温度帯の低い夜間に冷凍機を運転いたします。それにより冷凍機のCOPが向上します。
b)プレ冷凍機による夜間負荷対応(夜間閉店する場合)
スーパーマーケットのショーケースなど昼間と夜間でかかる負荷に差がある場合は、夜間の低負荷をプレ冷凍機によって行うことで冷凍機容量を低く抑えることが可能です。
c)カスケード利用
2次側のブライン配管で温度帯の低いものから順番に冷却することにより熱を有効に利用でき無駄のない運転が可能です。
d)除霜方式
UEIシステムは除霜に電気ヒーターを使用しません。カスケード利用し温度上昇したブライン(0℃以上)を戻すことにより除霜するので電気ヒーター使用によるエネルギーを削減できます。

CO2UEIシステムユニット及び導入シミュレーション

CO2UEIユニット

CO2UEIシステムの熱源部分は自社工場による工場加工でユニット化されており、高圧配管になるCO2配管は工場で製作し現場に納入します。それによる品質の向上、工期の短縮が期待できます。

UEIシステムユニット

ユニットのラインナップ

食品工場 物流倉庫 冷蔵庫

システム構成例

システム構成例

冷蔵庫導入シミュレーション
プレハブ式冷蔵庫30坪 設定温度5℃

①エネルギーの低減・・・システム電気使用量5%~10%低減(対CO2直膨システム)
CO2UEIシステムの熱源は主に昼間より外気温度の低い夜間に連続運転となり、CO2冷凍機のCOPが向上します。また除霜に電気ヒーターを使用しないのでさらに削減ができます。
②電力デマンドの低減・・・電力デマンド20%~30%低減(対CO2直膨システム)
CO2UEIシステムの熱源機は主に夜間に運転するので電力デマンドを削減できます。
③ランニングコストの低減・・・冷蔵設備の電気料金15%~25%低減
①、②により電気料金の従量料金と基本料金を削減することでランニングコストの低減ができます。
④食品の高鮮度保持・・・電気ヒーター不使用による冷蔵庫内温度の均一化
直膨システムでは電気ヒーターによる加熱で除霜しますが、CO2UEIシステムは負荷をカスケード処理して温度上昇したブラインで除霜するため、除霜に必要なエネルギーを削減できるとともに冷蔵庫内温度を均一化でき食品の高鮮度保持が可能となります。
また、加湿することなく設定温度5℃の冷蔵庫において湿度を80%以上に保つことが可能です。
⑤イニシャルコスト比較・・・環境省の補助金が使用可能です
イニシャルコストにつきましてはCO2直膨システムと比較して蓄熱槽やブライン搬送ポンプ等で高くなりますが、省エネ・ランニングコストの低減により5年~8年程度で回収が可能です。

スーパーマーケット

システム構成例

システム構成例

スーパーマーケット導入シミュレーション
売場面積1,600m2 冷却範囲 冷蔵ショーケース(冷凍系は除く)

①エネルギーの低減・・・システム電気使用量10%~20%低減(対CO2直膨システム)
CO2UEIシステムの熱源は主に昼間より外気温度の低い夜間に連続運転となり、CO2冷凍機のCOPが向上します。また除霜に電気ヒーターを使用しないのでさらに削減ができます。
②電力デマンドの低減・・・電力デマンド20%~30%低減(対CO2直膨システム)
CO2UEIシステムの熱源機は主に夜間に運転するので電力デマンドを削減できます。
③ランニングコストの低減・・・冷蔵設備の電気料金15%~25%低減
①、②により電気料金の従量料金と基本料金を削減することでランニングコストの低減ができます。
④食品の高鮮度保持・・・電気ヒーター不使用によるショーケース内温度の均一化
直膨システムでは電気ヒーターによる加熱で除霜しますが、CO2UEIシステムは負荷をカスケード処理して温度上昇したブラインで除霜するため、除霜に必要なエネルギーを削減できるとともにショーケース内温度を均一化でき食品の高鮮度保持が可能となります。
⑤イニシャルコストの低減・・・イニシャルコスト15%~25%削減(対CO2直膨システム)
イニシャルコストを低減させる方法して、現在ご使用中のショーケースを改造利用する方法あります。既存ショーケースをブライン化することでCO2化が可能となるのでイニシャルコストでお悩みのお客様は是非ご検討ください。
さらに、蓄熱システムによる熱源冷凍機容量も低減可能となります。
蓄熱槽設置による増加分もございますがシステム全体では15~25%削減が可能です。

UEIシステムについてのご相談は、お気軽にご連絡ください。

株式会社ヤマト事業開発部 TEL027-290-1846

スペシャルコンテンツ Special Contents

  • ヤマトPR誌 和's YAMATO
  • 自然との共生を目指す癒しのビオトープ園 YAMATO Biotope Garden
  • ヤマトネイチャーサークル YAMATO Nature Circle